「吐く、吸う、どっちが先?」
毎日2万回もしているといわれる呼吸。「吸う」と「吐く」は必ずペアになっており、どちらか一方を長く続けることはできません。
「吸ってから吐く」のか「吐いてから吸う」のかどちらが正しいのでしょうか?(そんなこと考えたことないなんて言わないでください。)
人間はおぎゃーと(息を吐いて)生まれて、最期は息を引き取り(吸う)ます。すなわち「吐いてから吸う」が正しいと言えましょう。
呼吸法では「吐く」ことを重要視しているようです。深く吐いて力をゆるめれば息は自然に入ってきます。いい息を吐きましょうね。
森 利彦
年末年始は個人事業者の方にとって、1年間の仕事の成果、つまり業績がはっきりする時期ですね。
確定申告の相談会などで当番をしていると、確定申告期限に合わせて、1年分の領収書や通帳をまとめて集計する方もいらっしゃいますが、1年経たないと儲かったのか儲からなかったのか分からないというのは恐ろしい状況です。
毎月業績を把握していれば、去年の同じ月と比べて業績はどうだったのか、予算と比べてどうだったのか、どの数値が、なぜ違っているのか、何を直していけばよいのか、と対策を考えながら事業を行っていくことができます。
しかし、全く業績を集計せずにいると現場の状況と通帳の残高を見て、感覚的に儲かっているかどうかを判断するような事態に陥ります。
業績が悪い場合に具体的な対策が取れないだけでなく、業績が良い場合でも年内に節税対策が出来ず、多額の納税をする結果となることも考えられます。
事業改善を考えるのであれば、まずは毎月帳簿を作成することからスタートされるのが一番の近道だと思います。
三輪 和正