学生の読書離れが進んでいる。調査によると昨年の大学生の読書時間は1日平均約24分で、一日の読書時間がゼロの学生は全体の49.1%に達したとのことだ。
私が学生の頃は「大学生が電車の中で漫画を読んでいる」ことが社会的な問題とされたが、事態は進んでいるようだ。
かつては読書といえばポピュラーな趣味で、名簿などを見ると趣味欄に「読書、音楽鑑賞」などを載せている人が多かったように思う。今はどうなっているのだろうか。自分は小さい頃から本好きで、今でも好きな作家の作品を読むときは至福の一時だ。 読書のメリットというと「知識が得られる」ことや「表現能力が高まる」ことなどがよく挙げられるが、それ以外に何かあるように思えてならない。