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執筆者の写真所長

「牛丼戦争 華やかなりし頃」 6月号

更新日:2020年1月9日


消費増税を目前にして思い出されるのは8%増税時の牛丼三社の価格競争である。

 吉野家、すき家、松屋は消費増税前夜まで牛丼並に280円(込)の価格をつけていた。 

 ところが、8%増税時(2014年4月1日)を境に3社の価格はバラバラとなった。(単純計算では288円(込)となるところ、吉野家300円(込),すき家270円(込)、松屋込290円(込) 

 この時驚いたのは、すき家の270円だった。初めはなぜわざわざ10円値下げするのか不思議だったが、店の外ののぼりにでかでかと「牛丼250円(抜)」とあったのを見て納 得。増税を期に認められた税抜表示の格安感をうまく利用したのだった。(300円や290円ではこの手が使いにくい) さすがにこの値段には無理があったとみえて、現在では吉野家380円(込),すき家350円(込),松屋320円(込)となっている。 今後は願わくば価格ではなく内容でアッと言わせてもらいたいものだ。


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